協議会について
<青果物選果予冷施設協議会>
農産物の流通にあたり、「高い鮮度保持」と「選別による均一で高品質」化を目指し、低コストで効率の良い集出荷施設の確立、普及推進を図ることを目的として、選果や予冷に関わるメーカー等を中心に農林水産省のご指導のもと、平成10年(1998)10月、従来の青果物予冷貯蔵施設協議会と設立間もない青果物選果包装施設協議会の両協議会が統合し本協議会が誕生しました。
統合前の青果物予冷貯蔵施設協議会の設立は昭和62年(1987)11月ですが、当時の園芸農産物の流通施設は、先駆的な企業による特段の努力によって進展が図られていました。その中の青果物予冷施設企業は昭和50年代に入って成熟産業として発展していく中で、より着実な展開を図るためには関係企業による総合的な検討の場が必要であると痛感され農林水産省のご指導のもとに設立されました。
その後の予冷施設の普及は目覚ましいものがあり、合わせて選果・選別施設においても新しく開発された非破壊センサー・カメラ式選別・自動箱詰め等々の技術を取り入れた選果・選別・包装システムが構築されました。
集出荷施設は集荷-選果・選別-予冷-包装-保冷-出荷についての一元管理が重要ですが、それが可能となりました。
このような情勢の中で時代の要請に応えるべく協議会としても一元化を図ることが協議され、前述のとおり両協議会の統合となったものです。